無地ののれんを制作するsince 2015.12.18-2024.05.09
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無地ののれんを制作する際は、まず最初に
どういった目的で利用するか、コンセプトを
決めておきましょう。
シンプルで使い勝手が良い無地のデザインの
のれんであれば、応用が利き色々な場面で活躍します。
ただ店舗で利用するのれんの場合だと、最初に
設置場所と目的を考え、そこから逆算する形で
デザインやサイズを決定するのがベストです。
そのやり方の方がお店の雰囲気に合い、
現場で実用性を発揮するのれんが受け取れます。
お店の出入り口に設置する屋外用の物であれば、
雨風に強い素材ののれんがオススメです。
頑丈な厚手の生地にすれば雨風や太陽光に耐性があり、
長い月日にわたり利用しても、古びた感じになりづらいです。
丈が短めのデザインにした方がユーザーが入りやすく、
店舗のイメージも良い意味でカジュアルになります。
店先に設置するのれんは、お店の雰囲気を
左右する物でもあります。
温かいイメージを演出したい場合は、オレンジや
ブラウン系のカラーを選びましょう。
清涼感や清潔感を求めるのであれば、クールな印象が
醸し出せるスカイブルーやライトグリーンなどが
オススメです。
店内で使うのれんの場合、耐久性は平均的な物で充分です。
いわゆるパーテンションのように、大きな空間を区切る
目的で設置するなら、丈が長くて透け感があまり無い物を
選びたいところです。
ユーザーのプライバシーを保護し、プライベートな空間を
上手く演出出来るのが、ロングサイズののれんの
メリットとなります。
扉や襖とは違い、のれんは布なので客席への出入りは
スムーズであり、接客をするスタッフの負担にはなりません。
キッチンと客席を区切る目的で設置したい場合は、
濃い色合い物や重量感がある厚手の物にしましょう。
簡易的な扉や襖というイメージで使えるのがメリットです。
扉を設置すると、店舗が狭く感じられたり、接客をする
スタッフの動きが鈍くなります。
布の仕切りであれば、スタッフの空間とユーザーの空間を
上手く区分することが可能です。
調理場のスタッフが作業に集中出来ますし、バックヤードと
客席が区切れることで、店内の景観が保てる効果も
期待出来ます。